どーも、がこないのクボタです。
本記事は塾に行っていないお子さんや親御さんを支援する目的で始めた教科書連動シリーズの文章版、テスト対策として(一度学校で習った生徒用)の復習シリーズです。
今回は中1英語(NEW HORIZON)のUnit8、現在進行形と感嘆文の要点まとめ記事になります。
現在進行形のおさらい(基本形)
個人的に、中1英語でみんなが一番苦労する単元は現在進行形だと思っています。
「このUnit単体ならできる人も、三単現のsや過去形を習った後にもう一度やってみるとできない。」
このような現象に陥る生徒を数多く見てきたので、きちんと根本から理解しましょう。
作り方は「be動詞+動詞の〜ing形」
現在進行形とは今まさにその動作が継続している様を表します。あえて訳にするなら、
「〜する」を「〜している/〜しているところです」のように変化させましょう。
be動詞と聞かれて、“am”、”are”、”is”がパッと出てきますか?
主語によって必ずbe動詞は使い分ける癖をつけましょう。
ではまず手始めに、次の文章を現在進行形に直してください。
主語は”Tom”だから使うbe動詞は”is”、一般動詞は”play”なので、これにing形をつけましょう。ちなみに三単元のsは考えないでください。答えはこちら。
否定文、疑問文はbe動詞のルール
次に先ほど作った
この文章を否定文(〜していません)、疑問文(〜していますか?)、さらにはYes/Noでそれぞれ答えてみましょう。この時点でまずは自分の力でチャレンジしてください。
では解答いきますよ?
見出しでも書きましたが、ここではbe動詞の否定文、疑問文を考えてください。
例えば
これなら簡単に否定文、疑問文にできますよね?
Is Tom a boy?(トムは男の子ですか?)
Yes, he is.(はい、そうです。)
No, he isn’t.(いいえ、違います。)
こんな感じ。何をしているのか、ルールできちんと説明できるようにしてください。つまり、be動詞の文章は、「すぐ後ろにnotをつけること」で否定文に、「主語とbe動詞を入れ替えること」で疑問文になります。
では解答。
Tom isn't playing soccer.(トムはサッカーをしていません。)
Is Tom playing soccer?(トムはサッカーをしていますか?)
Yes, he is. (はい、しています。)
No, he isn’t.(いいえ、していません。)
このようになります。現在進行形が苦手な人は、この一連のトレーニングを徹底的にしてください。もしこの記事を親御さんが読んでいるのでしたら、20問くらいお子さんに出してあげてください。主語や動詞を変えて、いろんな文章でこのトレーニングをすることで、まず書き換えのルールを体に染み込ませることが大事です。
疑問詞を使った進行形
中1の皆さんは疑問詞と言われて何個出てきますか?
「何」を表す”What”
「どこ」を表す”Where”
「いつ」を表す”When”
この辺りはもう習っているので、今回の単元でもバンバン出てきますよ。
疑問詞の考え方の基本はこれ。
疑問詞は文頭に、その後は疑問文の語順
厳密には違うタイプもあるんですが、中1の皆さんはまずこの考えのもとで、疑問詞の文章は作ろうとしてください。
また現在進行形に限ったことではありませんが、疑問詞を使った問題の定番で、
というタイプがあります。これは、言い換えれば見出しのように、
その部分がわからなかったらどう聞けばいいのか?
と問われているのと同じと考えてください。
練習します。
次の画像を見てください。
この英文には2箇所線が引かれていますが、ここを問う形に直すことで、2種類の英文が作れます。
コツはズバリ、
その部分を手で隠して、その部分が知りたいと思って文をイメージすることです。
例えば”English”の部分が分からないなら、逆に「図書館」や「勉強している」ことはわかっているんですよね? でも勉強しているものが分からない。なら、
こう聞いてあげれば解決するはず。つまり”What”を使うんですね。
同じく”in the library”が分からないのなら、逆に「英語」や「勉強している」ことはわかっています。つまり場所が分からないのなら、
こう聞いてあげれば正解です。つまり”Where”を使います。
解答はこちら。
これは疑問詞がある文ならどの単元でも応用できる考え方なので、ぜひマスターしてください。
疑問詞を使った定番表現
最後に、同じ考え方で現在進行形の定番表現があるのでご覧ください。
このように動作全体が分からない時は、「勉強する」なんて言葉は出てこないですよね?
そこで出てくるのが「する」を表す”do”です。
同じ「する」でも”play”はスポーツやゲームなどの「する」なので、ここでは使ってはダメですよ?
あくまでももっと大きな意味での「する」をイメージしてください。
するとこの定番表現にたどり着きます。
はい、今回はクミになっていますが、もし主語が「あなた」や複数形なら、be動詞は”are”になりますが、理屈は同じです。
これはフレーズごと丸暗記してもいいんですが、このように成り立ちを考えてあげれば、より理解が深まり応用も聞くはずです。あとは色んなパターンでこの定番表現を使ってみてください。
それでは前半はここまで!
ちなみに同内容をYouTube動画でも授業形式で公開しています。ブログには載っていない、Unit8のほぼ全単語・熟語のチェックコーナーも用意しておりますので、ご覧になりたい方はこちら!