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【中1英語】NEW HORIZON Unit8 現在進行形の補足と感嘆文のテスト対策・後半【ニューホライズン】

投稿日:2022年1月30日 更新日:

どーも、がこないのクボタです。

本記事は塾に行っていないお子さんや親御さんを支援する目的で始めた教科書連動シリーズの文章版、テスト対策として(一度学校で習った生徒用)の復習シリーズです。

今回は中1英語(NEW HORIZON)のUnit8、現在進行形と感嘆文の要点まとめ記事の後半になります。

前半の記事はこちら!

【中1英語】NEW HORIZON Unit8 現在進行形のテスト対策・前半【ニューホライズン】

中1英語テスト対策講座。ニューホライズンを使用した講座になりますので、手元に用意してご覧ください。

現在進行形にできないもの(発展)

前回現在進行形の基本的な説明は全て終わりました。

基本形から否定文、疑問文、さらに疑問詞を使った表現まで網羅しているので然り復習してくださいね。

ここでは、きっちりと上記のレベルをクリアした人向けに一つ、発展レベルの話をします。

中1の段階ではまだ学校によっては習わないところもあります。だからテストによく出るとは言えませんが、もし習ったなら差がつくポイントなのでしっかりと理解してください。

なんと動詞によっては、

現在進行形にできないもの

が存在するのです。これは文体や雰囲気ではなく、使われる動詞によって決まります。結論から先に言いますと、状態動詞では現在進行形にすることができません!

状態動詞って初めて聞くんだけど、、、

と思われた中学生の皆さんはご心配なく。普通は高校英語で習う言葉です。

ゆっくり今から説明してますので、続きを見ていきましょう。

動詞には動作動詞と状態動詞がある

まず本題に入る前に、動詞には2種類あると思ってください。

ズバリ、動作動詞と状態動詞です。どちらも兼ねる動詞もありますが、今回はわかりやすく区別して話します。

動作動詞は動作を表す

どちらも文字通りの説明になるのですが、動作動詞は動きのあるもの、つまり実際に動作で表されるような動詞のことだと思ってください。

例えば「歩く」なら”walk”、これは皆さんどんな動きか表せますよね?

他にも「走る」なら”run”、「泳ぐ」なら”swim”などなど。

どれも実際に動きがイメージできます。これからは(基本的には)動作動詞で、進行形にすることができます

日本語で英語を考えるのはあまり好きではないのですが、

これらの動作は現在形で「〜する」、進行形で「〜している」と違いを表すこともできます。

I walk in the park. (私は公園で歩く。)

I am walking in the park. (私は公園で歩いている。)

初心者の方は、「歩く」なら現在形、「歩いている」なら進行形と言いう風に、最初は日本語を頼りに書き分けても構いません。慣れてくると、考え方で使い分けができるようになってきます。

状態動詞は状態を表す

一方で状態動詞とは、実際の動作として表せないもの。つまり、

「頭の中や心の中の状態」

を表す動詞類のことです。まあこの辺はあくまでも大雑把な説明なので、実際は色んな動詞に触れながら感覚を掴んでください。

一番わかりやすい例は「知っている」の”know”です。

なぜならこの動詞には状態っぽさが日本語にもよく表れているからです。

この文を見てください。

I know him. (私は彼を知っている。)

いいですね? この訳に注目してください。

”know”の部分を「知っている」と訳しています。

さっき”walk”は「歩く」、”(be) walking”で初めて「歩いている」となると話しましたが、今回はもう”know”の時点で「知っている」、つまり「〜ている」状態なのです。

まあ普通に考えて「知っている」なんて頭の中のことで、実際に動きを表すことなんてできません

また、状態なので現在形の時点で、起点も終点もなく、その「知っている状態」がずっと続いているんです。

つまり現在形で、ある意味その状態はもう続いているようなものなのです。

だからわざわざ進行形にする必要もないし、そもそも進行形にできないんですね。

状態動詞は他にもたくさんありますが、中1の皆さんが覚えておくべきなのは”know”の他に3点です。

like(〜が好き)

want(〜が欲しい)

have(〜を持っている)

この3つは状態動詞です。進行形(be動詞+〜ing)にはできないと覚えておきましょう。

※ただし「食べる」の意味で使う”have”なら現在進行形にできます。

余談ですが、「進行形にできない」とは、「be動詞+〜ingにできない」という意味です。

単純な「〜ingにできない」という意味ではありません。これは中2以降の動名詞という単元で関わってくる問題なので、注意していてください。

びっくり具合を表す感嘆文

次にUnit8-3で習う文法事項である感嘆文に入ります。

作り方と訳は非常にシンプル。

How + 形容詞(副詞) ! (何て〜なんだ!)

What (a) + 形容詞 + 名詞 ! (何て〜な名詞なんだ!)

つまりびっくりした時に使うフレーズです。ちなみに正式には、これらの後ろに「主語+動詞」を続けることができるのですが、中1の教科書では省略バージョン(上の形)だけなので、これで話します。

まずは例文で慣れましょう。

How nice! (何て素敵なんだ!)

What a cute bag! (何てかわいいカバンなんだ!)

はい、訳は非常に簡単ですね。「〜」に当たる部分に、その都度使われている形容詞(副詞)を入れてあげればいいだけです。例文なら上が”nice”で「素敵な」、下が”cute”で「かわいい」って感じですね。

感嘆文のHowとWhatの使い分け

訳が簡単なのは分かりました。

では実際に自分で書くとき(穴埋めや英作文)、HowとWhatはどう使い分ければいいのかについて話します。

結論は次の通り。

びっくりした部分(状態)だけで終わっているならHow

びっくりの後に名詞(人や物)が続いていたらWhat

こう覚えてください。

文法的な言い方をすると、形容詞(副詞)終わりなら”How”、名詞終わりなら”What”を使うという説明になります。

以下の画像で練習しましょう。

これは英作文の例ですが使い分けのコツは、問題の日本語部分です。

上は「美しい」という部分で終わっていますね? その後ろに人や物は見えません。よって”How”を使う。

下は「小さな」という状態の後ろに「猫」、つまり名詞が見えますね。よって”What”を使う。

解答は以下の通り。

その他気を付けるポイントは”What”を使うとき限定なのですが、後ろの名詞が単数系なら”a”をつけるところでしょうか。逆に言えば複数形なら”a”をつけてはいけません。その点だけは注意しておいてください。

動画でリスニング・英作文

それではここからは、教科書を使ったリスニング対策と、英作文対策になります。

文字ではどうしても限界があるので、授業動画の途中から再生されるように埋め込みましたので、こちらを再生しながら学習してください。

なお著作権の関係上、ここや動画上に本文を丸々載せて進めるのではなく、皆さんの教科書を手元に用意して解いてもらう形式をとっています。

皆さんの解きやすいテンポで、随時一時停止や早送り、巻き戻しなどお願いします。

今後もNEW HORIZONを使った別の学年や単元、さらには教科書違いでNEW CROWNの単元リクエストなども受け付けますので、そのようなご要望はぜひ動画コメント欄にお願いします。

というわけで今回の講座は以上になります!テスト頑張ってください!

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