どーも、がこないのクボタです。
本記事は塾に行っていないお子さんや親御さんを支援する目的で始めた教科書連動シリーズの文章版、テスト対策として(一度学校で習った生徒用)の復習シリーズです。
今回は中1英語の最後の単元であるUnit11「be動詞の過去形」と「there is(are) 〜構文」になります。
学校の進め方が適当な中学校だと、毎年Unit11は学年末テストの範囲外にされがちです。
しかし、もちろんこの単元は入試でも必須の重要な部分です。文法的には中学2年生のUnit0で、同じところを復習するので救いはありますが、Unit11にしか出てこない単語や熟語が万が一入試で出題されたら、、、と思うとゾッとします。というわけで今までのUnitと同じ精度で理解を深めましょう。
「〜です、だ」→「〜でした、だった」が過去の合図
過去形とはその名の通り「過去に行われた動作」を表します。例えば「食べる」という動作を昨日したなら、
昨日カレーライスを食べた。
のようになりますね? つまり日本語だと「食べる」が「食べた」に変わります。他の動作を例に取ると「見る」は「見た」、「走る」は「走った」とすることで過去の動作となります。
つまり最初は大雑把にまず中1の皆さんは、
語尾に「た」がついていたら過去の出来事
と判断してください。
なお今回はbe動詞なので、「動作」よりもむしろ「〜です」「〜にいます」のように、状態や存在を表すことが多くなります。その際にも文末を「た」にすることで「〜でした」「〜にいました」のように、過去を表す合図となるので覚えておきましょう。
am/isの過去形は”was”、areの過去形は”were”
前回触れた、一般動詞の過去形の作り方の基本はこちら。
一般動詞の語尾に”ed"をつける
これだけです。もちろん三単現のsの時のように、語尾によって多少の変化形はありますが、ここでは割愛します。
ですが今回はbe動詞です。”am”や”are”、”is”に上のルールは当てはまりません。新しく以下の作り方を覚えてください。
am/isの過去形は”was”、areの過去形は”were”
これだけです。
練習してみましょう。
このタイプの問題に訳はありません。「今」を「昨日」にした時点で過去形だと判断させる問題です。
答えはこちら。
こんな感じ。大事なのは”am”、”are”、”is”を見つけた瞬間に、be動詞が使われている文章だと判断することです。そうすればあとは”was”や”were”に変化させるだけ。一般動詞と違い、不規則な変化もないのである意味楽です。
ではもう1問だけ練習します。
今回は「be動詞+〜ing」の現在進行形(〜している)を使っていますが、これもやはりbe動詞の文章なので、過去形にすることができます。答えはこちら。
はい、こんな感じ。ちなみに現在進行形に対して、be動詞を過去形にして「〜ing」を付け加えたこの構文を「過去進行形」というので覚えておきましょう。
否定文・疑問文はbe動詞のルール通り
次にbe動詞の過去形の否定文・疑問文に入ります。ただしここで覚えることは何もありません。
be動詞のルール通り
に否定文や疑問文を作るだけです。be動詞のルール通りとは例えば、
(肯定文) This is a pen.
(否定文) This isn't a pen.
(疑問文) Is this a pen?
(答え) Yes, it is. / No, it isn’t.
このようなルールを、そのまま”was”や”were”に当てはめるだけです。
それでは実際に作ってみましょう。
先程作っていたのと同じように書き換えると、このようになります。
はい、こんな感じ。簡単ですね?
ちなみに”wasn’t”や”weren’t”などの短縮形もあるので、ついでに覚えておいてください。
There is(are) 〜構文は「〜がある、いる」
次に新しい文法に入ります。ここで覚えて欲しい表現は目次にもあるとおり、
There is(are) 〜「〜がある、いる」
の構文です。先に訳だけ覚えましょう。
なお”There”を「そこで」と訳す必要はありません。
「〜」の部分が単数なら”is”、複数なら”are”
構文は至ってシンプルなのですが、注目すべき点は文頭の”There”よりもむしろ、be動詞の後ろにくる「〜」の部分です。ここがもし単数なら、be動詞は”is”を、複数なら”are”を置いてください。練習してみましょう。
be動詞の判断基準は、その後ろが単数か複数かによって決まります。解答はこちら。
特に3つ目は具体的な数が示されていませんが、「複数形のsがついている」という点だけで”are”を入れると判断してください。
「〜がある」とは新情報
ちなみに訳だけ最初に覚えてもらいましたが、日本語的に全ての「〜ある、〜がいる」でこの構文が使えるわけではありません。ここは難しい話になるので、よくわからない人は読み飛ばしても構いません(定期テストでは問われません)が、より深く英語を理解したい人はお付き合いください。
There is(are)〜構文が使えるのは主に、
(聞き手・読み手にとって)新情報が出てきたとき
に使える「〜がある、いる」なのです。
一番わかりやすい例が、物語の冒頭、
昔々あるところに、お爺さんとお婆さんがいました。
のような文章です。これは読者にとって、初めて話題になる登場人物を指す文章です。
その他の例として2人で公園に来たときに、木の下に猫がいたとします。
「見て。木の下に猫がいるよ。」
この「〜がいる」も、会話の中で新情報として猫が登場した文です。だから先程と同じように、
There is a cat under the tree.
のような構文が成立します。
では「〜がある、いる」でもThere is(are)〜構文が使えないのはどんな時か?
それは、すでに話し手と聞き手(読み手)の間で、情報として共有されているものに対して言いたい「〜がある、いる」です。
例えばこんなシチュエーション。
Where is your sister now?(あなたの妹は今どこにいるの?)
She is in the park now. (彼女は今公園にいます。)
この文脈では「〜がいる」とありますが、すでに妹は二人の間では既知の情報で、その人物の所在を聞いている場面です。ここでこの構文を使うと、、、
ダメな例
Where is your sister now?(あなたの妹は今どこにいるの?)
There is my sister in the park now. (私の妹は今公園にいます。)
これはいくら日本語はそのままだとしても、英語の流れとしてはおかしくなります。使える場面・使えない場面をしっかりと意識してください。
否定文・疑問文はやはりbe動詞のルール通り
There is(are)〜構文もやはりbe動詞を使っているので、be動詞の過去形で説明した時と全く同じルールが適応されます。
注意点として、答え方だけは異なります。
“there”で聞かれたら”there”で答える。
ここだけ意識していれば、あとはbe動詞のルール通りだと覚えておきましょう。
なお今回は触れませんでしたが、be動詞の過去形を使った”There was(were) 〜”「〜があった、いた」の構文も当然あるので、押さえておいてください。
動画でリスニング・英作文
それでは最後は教科書を使ったリスニング対策と、英作文対策になります。
文字ではどうしても限界があるので、授業動画の途中から再生されるように埋め込みましたので、こちらを再生しながら学習してください。
なお著作権の関係上、ここや動画上に本文を丸々載せて進めるのではなく、皆さんの教科書を手元に用意して解いてもらう形式をとっています。
皆さんの解きやすいテンポで、随時一時停止や早送り、巻き戻しなどお願いします。
今後もNEW HORIZONを使った別の学年や単元、さらには教科書違いでNEW CROWNの単元リクエストなども受け付けますので、そのようなご要望はぜひ動画コメント欄にお願いします。
というわけで今回の講座は以上になります! 春休みも気を抜くなよ!