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【文法問題13】単語分けばかり10問一緒に解こうぜ【テスト対策編】【がこない中学国語文法道場】

投稿日:2022年5月24日 更新日:

こんにちは、がこないのクボタです。今回も「がこない中学国語文法道場・1000本ノック編」をやっていこう。

今回は前期中間テストが近いこともあって、単語分けに絞って10問やっていこうと思う。

前回の問題演習記事はこちら。

【文法問題12】活用の種類/品詞名/文節の関係/古典単語/識別「の」【がこない中学国語文法道場】

中学国語文法の問題を、ランダムにひたすら解き続けるシリーズ

単語分けの授業記事を先に読みたい人はこちら。

単語の完璧な分け方をマスターせよ! その1 〜基礎と間違えやすいポイント2つ〜【中学国語文法】

中学国語文法の中で最も大切な単元である「単語分け」を、現役塾講師のクボタが分かりやすく解説します!

単語の完璧な分け方をマスターせよ! その2 〜「だ」「です」の見分け〜【中学国語文法】

中学国語文法の中で最も大切な単元である「単語分け」を、現役塾講師のクボタが分かりやすく解説します!

内容は至ってシンプルで、私が初めてのプログラミングで作成した簡単なWebアプリがこない中学国語文法道場の中から、単語分けのページを使って、10問ほど解きながら解説を入れていくだけのコーナーだ。問題文と解答はその画面のスクショを貼るつもりだけど、必要に応じて説明を補おうと思う。

なお、本来はランダムで10問出題されるんだけど、難易度によってブログ上では掲載順を変えてある。(よって問題番号は飛び飛びになることもあります)。最後に超簡単な問題なんて来てほしくないでしょ? それではいってみよう。

第1問【難易度★★☆☆☆】

では最初の問題。

単語は、それ以上分けることができない意味の最小単位。ポイントは以下の通り。

必ず文節、単語の順に分けること。

動作、状態+「ない」「ます」「とき」「ば」「う(よう)」「た(だ)」「て(で)」などが続くときは、その直前で分ける。

「〜する」はこれで1つの動詞扱いなので分けない。

状態+「だ、に、で、です」などは分けないが、名詞+「だ、に、で、です」などはその直前で分ける。

短く中1用に説明するとこんな感じだ。詳しくは動画などを参考にしてほしい。

解答はこちら

今回は3つ目のポイントさえ意識すれば、問題なく解けたはずだ。

第2問【難易度★★★☆☆】

次の問題。

もう一度だけポイントを確認しておく。(次から省略)

必ず文節、単語の順に分けること。

動作、状態+「ない」「ます」「とき」「ば」「う(よう)」「た(だ)」「て(で)」などが続くときは、その直前で分ける。

「〜する」はこれで1つの動詞扱いなので分けない。

状態+「だ、に、で、です」などは分けないが、名詞+「だ、に、で、です」などはその直前で分ける。

今回の2番目のポイントを意識する。ただし、動作・状態の下に続くと分ける語は、他にもいくつもある(実際は助動詞・助詞の数だけある)ので、新しいものを見つけたらその都度追加しよう。

解答はこちら

ちなみに「繰り返す」を「繰り/返す」と分けないこと。これは複合動詞といって、「思い出す」を「思い/出す」と分けない理屈と同じだ。

第3問【難易度★★★☆☆】

次の問題。

これもポイント2の部分をさらに強化する問題だ。自分でこう分けられるだろうと予想してもいいので、トライしてみよう。

解答はこちら

「れる(られる)」や「ながら」などの直前でも分ける、つまり助動詞や助詞の上だから

第4問【難易度★★★☆☆】

次の問題。

これもポイント2の典型的な問題。このレベルなら中1でも解けるはず。

解答はこちら

ちなみに動作・状態の下で「よう」は「う」よりも優先で分けること「みよ/う」ではなく「み/よう」となる。

第5問【難易度★★★☆☆】

次の問題。

これもポイント2の強化問題だ。間違いを恐れずにトライしよう。



解答はこちら

たまに「何も」の部分を分けずに間違える生徒がいるが、「私/も」「何/も」のように、他の例を当てはめれば解決する

第6問【難易度★★☆☆☆】

次の問題。

これはサービス問題。

解答はこちら

第7問【難易度★★★★☆】

次の問題。

これはポイント2に加え、ポイント4を意識する問題。

解答はこちら

「綺麗だ」の部分で「だ」の見分けに気づけたかがポイント。まぐれじゃなくて、意識して解いたかが需要だ。

第8問【難易度★★★★☆】

次の問題。

ここからはノーヒントで。

解答はこちら

「だ」の見分けと「で」の見分けに気づけたかがポイント

第9問【難易度★★★★★】

次の問題。

がんばれ。

解答はこちら

「離れなかった」は「離れる」+「ない」+「た」を繋げて読んだものだ。つまり「動詞」+「助動詞」+「助動詞」パターン。中1で習った知識だけで解くのはかなりきついが、イメージできそうな人は、動作・状態の下にポイント2が重なって繋がることもあると覚えれば、なんとか戦えるだろう。

第10問【難易度★★★★★】

ラスト。

今回一番難しい問題はこれ。受験生でも間違えるレベル。



解答はこちら

「怒られた」は「怒る」+「れる」+「た」を繋げて読んだものだ。つまり「動詞」+「助動詞」+「助動詞」パターン。中1で習った知識だけで解くのはかなりきついが、イメージできそうな人は、動作・状態の下にポイント2が重なって繋がることもあると覚えれば、なんとか戦えるだろう。

今回は以上だ。とにかくテンポ良く解きまくるのが大事。

気が向いたらリンクを貼っておくので、実際の道場で学んで欲しい。地味に暇な時に問題を増やし続けて、1000問を目指している。管理がどうせできなくなると言う理由で、ユーザー登録制にはしていないので安心してね。

ちなみに中1なら、今回の問題で言えばレベル3まで対応していれば、ほぼ問題ないだろう最低でもレベル2までは押さえておくこと。

それではテスト本番も頑張って!

「中学国語文法ならここ!」って言われるくらいのコンテンツを目指しているので、ぜひ活用してほしい。




最後に1万回以上視聴されている私の単語分け講座の動画バージョンはこちら。

はっきりとモチベーションに繋がるので、よかったら高評価やチャンネル登録してね。

それではまた!

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