こんにちは、がこないのクボタです。今回から新シリーズ「がこない中学国語文法道場・1000本ノック編」をやっていこう。
内容は至ってシンプルで、私が初めてのプログラミングで作成した簡単なWebアプリ「がこない中学国語文法道場」の中から、完全ランダム出題形式のページを使って、毎回何問か解きながら解説を入れていくだけのコーナーだ。問題文と解答はその画面のスクショを貼るつもりだけど、必要に応じて説明を補おうと思う。
なお、本来は10問出題されるんだけど、ページの都合上その中から毎回抜粋して紹介していくつもり(よって問題番号は飛び飛びになることもあります)。何回もやっていくと問題が被りだすしね。それではいってみよう。
活用の種類を答えろ
まずは最初の問題。
今回の出題範囲は、動詞の活用の種類。その時すべき行動は以下の通り。
活用の種類と聞かれたら、まずはカ行変格活用「来る」とサ行変格活用「する」「〜する」をあぶり出す。
→当てはまらなかった場合は、動詞に「ない」を補う。
→「ない」の上が「ア段」なら五段活用、「イ段」なら上一段活用、「エ段」なら下一段活用。
これだけ。めっちゃ簡単だから必ず必ず得点源にすること。
自立語を抜き出せ
次の問題。
自立語の抜き出し方は、このフレーズを暗記しろ。
各文節の頭の1単語が自立語(それ以外が付属語)
はい、つまり文節分けと単語分けをすれば、自然と答えが出てくるってわけ。逆に言うと、自立語が抜き出せない人は、文節や単語分けが完璧じゃないからそっちをまず復習したほうがいい。
熟語の構成
次の問題。
熟語の構成は2つの漢字をとにかく音読み、訓読みこねくり回して考えること。
敬語
次の問題。
敬語において一番大事なのは考え方。
尊敬語は相手の動作を持ち上げる。
謙譲語は自分の動作を下げて、相対的に相手が上がる。
丁寧語は「です」「ます」調。
美化語は、元の動作主など関係のない語に「お〜」「ご〜」をつけること。
尊敬語や謙譲語の作り方は、この考え方を身につけてから学ぶべき。
品詞名を答えろ
最後の問題。
品詞名を答える問題は、活用形と並んで入試の最頻出問題だ。まず10品詞それぞれの簡単な定義を自分で言えるようにすること。
動詞・・・活用ありの自立語、言い切りウ段
形容詞・・・活用ありの自立語、言い切りイ段
形容動詞・・・活用ありの自立語、言い切りが状態+「だ」「です」
名詞・・・活用なしの自立語、主語になれる
連体詞・・・活用なしの自立語、体言にかかる
副詞・・・活用なしの自立語、用言にかかる
接続詞・・・活用なしの自立語、文と文をつなげる
感動詞・・・活用なしの自立語、独立している
助動詞・・・活用ありの付属語、主に動詞を下で助ける
助詞・・・活用なしの付属語、上記以外
今回は以上だ。とにかくテンポ良く解きまくるのが大事。
気が向いたらリンクを貼っておくので、実際の道場で学んで欲しい。地味に暇な時に問題を増やし続けて、1000問を目指している。管理がどうせできなくなると言う理由で、ユーザー登録制にはしていないので安心してね。
「中学国語文法ならここ!」って言われるくらいのコンテンツを目指しているので、ぜひ活用してほしい。それではまた!