速読英単語必修編レビュー→上級編と繋げるメリットをプログラミングの検証から説明する【ターゲット】【システム英単語】【LEAP】

どーも！がこないのクボタです。

今回もリクエストコメントにお答えする単語検証動画シリーズの、ブログ記事バージョンになります。特に動画上では、単語リストの表示は部分的になっておりますので、全リストをゆっくり文字で見たい方はこちらを参照してください。

今回はYouTube上で寄せられたコメントはこちら。

他にも速読英単語のリクエストコメントは、何件かいただいております。

では先に今回の検証結果を簡潔にまとめた表をご覧ください。

単語帳	単語レベル	回しやすさ	読解力向上
ターゲット1900	独自多め
	1単語1例文・派生語豊富・専用アプリあり(有料)。王道のレイアウト。例文は単発だがそこそこの難易度。
システム英単語			ミニマルフレーズ
	例文なし・多義語コーナー・青字の補足が的確。ミニマルフレーズが合うなら熟語も覚えられる。
必携英単語LEAP	基礎充実
	単語内の用法別に例文(ターゲット1900よりは易しめ)を用意・語源説明も豊富。基礎も不安ならこれ。
速読英単語・必修編	基礎充実
	基礎単語多い。長文を読みながら単語量を増やしたいならこれ。読解力向上も望めるが、見出語のみの早回しには不向き。
速読英単語・上級編	基礎ゼロ
	難単語のみ。長文を読みながら単語量を増やしたいならこれ。読解力向上も望めるが、見出語のみの早回しには完全に不向き。

というわけで今回は、「文章の中で単語を覚える」ことで有名な速読英単語必修編・上級編のレビューを中心に、主要単語帳との収録単語の共通項や差分、共通テストや慶應英語におけるカバー率などを、プログラミングを利用して比較・検証していきたいと思います。

今回やりたいこと

今回やりたいことを1枚の図で表したので、まずはこちらをご覧ください。

箇条書きに書いてあるとおりです。2冊同士の比較は大雑把に、4冊比較から割り出された重要そうな部分はなるべくリストとして表示するので、目次から見たいところだけ飛んでも構いません。

速読英単語必修編・上級編の概要

速読英単語必修編・上級編の概要はこんな感じ。

かなりの歴史がある老舗シリーズですが、それぞれ最新版としては必修編は７訂版が2019年、上級編は4訂版で2015年に発行されています。その他、必修編の下に入門編もありますが、将来的にはそちらも加えて検証する予定です。

出版は大学受験業界の大手であるZ会、大学受験以外のコンセプトで作られた速読英単語シリーズも多数用意されており、単語帳の中ではかなりの知名度を誇ります。

このシリーズのコンセプトはあまりに有名ですが、表紙カバー裏に集約されているので引用します。

はい、これが全てですね。至極真っ当な意見です。これは例えば英会話業界で置き換えれば、

と言い換えても差し支えないほど、言語習得においてはド正論です。

正論が常に万人への最適解であるかは置いておいて、この意見に反論は特にありません。

裏を返せば「本来単語帳なんて言語習得に必須のものではない」という自己矛盾を含んだコンセプトではあるんですが、その中でも興味の引きやすい長文、受験で出やすい単語を選定することで、立派に単語帳として成立させています。

収録単語数は必修編が1945個、上級編が901となっており、上級編はその数から見ても、追加されるのを大前提とした作りとなっているのがわかります。

速読英単語必修編・上級編のレイアウト

著作権が怖いので一部しか写しませんが、どちらのシリーズもまずこのような長文(見開き)が最初で、次にそこで使われた単語の見出語ページとなっています。

それぞれの見開きはこんな感じ。

必修編

上級編

レイアウトは左から見出語、発音記号、右に向かって訳(自動詞・他動詞区別あり)、派生語、熟語を含むその他(長文にない見出語なら、例文もたまに載っている)になります。

比較的新しい必修編は色による区別があります。青で大々的に書かれたものが長文でも使われたもの、それ以外は長文では出てこなかったけれど、追加で覚えてねという意味での差が設けられています。

また必修編では、他の単語帳では補足部分に当たるものにも番号が振られています。例えば国名などはこんな感じ。

上級編でも見出語に待遇の差はつけられていますが、色分けはされていない分、若干見にくいかもしれません。

個人的な意見としては、見出語の番号の基準に統一性がないのは少し残念なポイント。

見出語って、英語が苦手な人のためにこそあるものだと思っています。極めるつもりの意識が高い人ならどうせ全部覚えようとするので、そんなことどうでもいいよと思うかもしれませんが、最低限ここまでは覚えようの基準に使いやすいんですよね、番号って。

特に上級編は、番号を追うときの目の動きに統一性がなくなってしまう(縦に目を動かすだけでは追えない)ので、確認でリストを回すたびにストレスが生じる恐れがあります。

なんなら長文で出された単語のみに番号を振るというスタイルでも良かった(素人意見)。しかしそうすると、番号がついた見出語総数としてはしょぼく見えてしまう。書店で並んだときに劣っていると思われる。そんな理由から、強引に(他社競合と対等に)見れる数字まで番号を割り振っていった感が否めません。

使われている長文の質は間違いないし、後から細かく検証しますが収録単語の質も非常に良いので、番号付きリストの基準軸(長文内使用語・覚えるべき語・それ以外など)をもう少し練っても良かったのかなという印象です。

長所として言うまでもなく挙げられる長文の質はこのシリーズの肝でもあるので、非常に良いバランスの難易度とテーマの選定がなされています。

特に必修編では2022年に7訂版の増補版が発売されました。変更点として長文の解説部分が切り離し可能の別冊となったことで、それを片手に長文部分をじっくり吟味することができるようになりました！ 上級編も早くそうすべき。本の後ろにいちいち飛んで解説を見るのはアホらしいですよ。

この単語帳の収録長文は2次試験レベルに対応しているものが多いので、必ず解説まで吟味して精読すべきです。その中で音声版も含めて多読、音読、シャドーイング、オーバーラッピングを繰り返せば、高校英語ではかなり無双できるレベルに達するでしょう。意識の高い人は是非そこまでやりこんでください。

最後に、私は速読という言葉があまりに一人歩きする風潮が好きではないので、このタイトルをつけるからには、速読のやり方をきちんと説明する必要があるのではないかなとも思います。

私は常日頃から単語帳だけに逃げるな、長文の中でもまれることを恐れるなと口すっぱく言っています。よってこの単語帳自体には期待が大きい分、求めるハードルも高くなってしまうことをお許しください。

2冊の単語帳比較

それでは次に速読英単語必修編を中心に、まずは大学受験2次試験向けの単語帳(ターゲット1900、システム英単語、LEAP)との２冊比較をしていきます。

2冊の被りは普通これくらい

その前に速読英単語必修編以外の3冊の単語帳は、そもそも2冊比較だとどれくらい被っているのでしょうか？
基準を知っておかないと被りが多いのか少ないのか判断できないので、ダイジェスト的に見てもらいます。

まずはターゲット1900とシステム英単語の被りはこんな感じ。

差分は引き算すれば出るので割愛します。

次にターゲット1900とLEAPの被りはこんな感じ。

そしてシステム英単語とLEAPの被りはこんな感じ。

これらの数を覚えておいてください。いいですね？

速読英単語必修編とターゲット1900の比較

それでは早速速読英単語必修編とターゲット1900の比較に入ります。

今回使用する言語はPython、自然言語処理ライブラリとしてSpacyになります。詳しいプログラミングのコード部分は割愛します。

共通項だけ示すのでテンポよくいきましょう。

やはり同じくらいのレベルを対象にしているのでしょう、半分以上は被っていますね。ただし、先ほどの３冊同士ほどの被りではないとも言えます。

速読英単語必修編とシステム英単語の比較

次に速読英単語必修編とシステム英単語の共通項はこんな感じ。

これも同じくらい。

速読英単語必修編とLEAPの比較

次に速読英単語必修編とLEAPの共通項はこんな感じ。

若干被りが増えましたが、6割を越えるまでは至りませんでした。

一応鉄壁や単語王との被りも簡易的に表示しておきます。

今回はやはり1000個中、5〜6割の被りという傾向で一致しました。

4冊全てで共通する語はどれくらい？

ではこの図を見てください。

4冊の単語帳の全ての見出し語の中で、共通している数はこんな感じ。

2冊比較に比べて数が減るのは当然です。それでも760個、まずまずの数が被っていることになります。

4冊の共通単語全リスト

動画では時間の関係上、全ての単語を紹介することはできませんが、ブログは別です。文字の利点を生かして、共通する単語の全リストを見ていただきましょう。縦に長くなるので、見たい方だけ見られるようにするため、袋とじにしておきます。訳は自分で調べてください。

4冊の単語帳それぞれの差分

次に今回の4冊の単語帳の差分をそれぞれ割り出します。

まずは数を一気にご覧ください。

速読英単語必修編の数値が極めて高いのが分かります。逆に言えば他の3冊は似たようなオーソドックスなスタイルで2次試験向けに作られているため、収録単語の被りも大きくなっているのでしょう。

各単語帳の独自単語をもう少し深掘りしたい

被った、被らなかったには、以下の可能性が考えられます。

正直1と2は極めて主観的なものなので、一概に決めることはできませんが、3は以下の観点から客観的に割り出すことができます。

つまり、中学の主要な教科書であるNEW HORIZONとNEW CROWNに載っている単語を基礎単語とみなし、それらの単語は除外することで、(ある程度は)簡単な単語は省くことができます。

というわけで、早速これら4冊の独自単語から、基礎レベルの単語を省いた数字がこちらになります。

この結果から、速読英単語上級編だけに載っている単語のうち半分くらいは、中学レベルの基礎単語であることがわかりました。

各単語帳の基礎を除いた独自単語の全リスト

それでは今回は4冊すべての(基礎を除いた)独自単語を順にリスト表示します。訳は自分で調べてください。どの単語帳を使っていても、これらを追加で覚えればライバルに一歩リードできますよ。

ターゲット1900の基礎を除いた独自単語リスト

システム英単語の基礎を除いた独自単語リスト

LEAPの基礎を除いた独自単語リスト

速読英単語必修編の基礎を除いた独自単語リスト

共通テストにおけるカバー率

次に速読英単語必修編における共通テスト2022のカバー率を見ていきましょう。

自然言語処理の手順に興味のある方は、こちらの記事を参照してください。

その他の3冊は以前の検証からの引用になりますが、結果はこんな感じ。

なんと、速読英単語必修編が一番高い数値となりました。これは先ほどの基礎単語の割合が高いことが主な原因ですが、それでもこれだけ当たっていると心強いですね。

長文中ではこう見える

いつもカバー率ばかり話題にしていますが、それで実際に読めると断言できるわけではありません。文法的な知識や、長文読解力、さらには背景知識や国語力などが総合的に絡んでくるからです。ただし、知らない単語が少なければ少ないほど、それらの力と合わせて読み進める可能性は広がります。

例えばここに共通テスト2022の長文の某１ページを引用しました。文量的に一番多く見えるページで、問題を解くつもりはありませんので悪しからず。

ここに今回の2冊の単語帳のカバー部分に色をつけると、このように長文は見えてきます。

はい、こんな感じ。全て重ねた図も作ろうかと思いましたが、ごちゃごちゃして訳がわからなくなったのでやめました。

速読英単語必修編はやはり色のついた面積が大きく見えますね。

基礎単語を除きたい

ただし今回は難単語の割合も見ていきたいので、毎度のことながら中学レベルの単語を省いて見ましょう。

結果はこんな感じ。

それでも速読英単語必修編は結構残っていますね。

よって共通テストレベルなら、他の3冊とほぼ遜色なく戦えることが結論づけられました。

一応共通テストの基礎を除いた的中単語として、速読英単語必修編のものだけリスト表示しておきます。その他は以前の記事を参照してください。

速読英単語必修編は慶應英語2019〜21でいくつ的中させたか

それでは以前の検証で使用した、慶應大学文学部2019〜21の英語でいくつの単語を的中させたかを速読英単語必修編も含めて見ていきましょう。

結果はこんな感じ。

一見LEAPと速読英単語必修編が飛び抜けて見えますが、やはりこれも基礎単語をある程度含んでいるためです。いくら最難関の英語といえど、やはり英文とは基礎単語が一番多くなるものです。よって毎度のことながら、公平に中学校の教科書レベルの単語を省いてみましょう。

結果はこんな感じ。

はい、流石にトップの座は譲りましたが、それでも他の単語帳と遜色のない数が残りました。

以上の点から、速読英単語必修編の大学受験に出るような難単語の割合は、2次試験においてもほとんど同水準を保っていることが予想されます。ただし先ほどから述べているように基礎単語も多いので、純粋な難単語の数自体は他の３冊よりも若干少なくなることも覚えておいてください。そのために上級編があるのですから。

まあ中身の単語を目で確かめるのが確実かと思いますので、基礎を除いた的中単語をそれぞれリスト表示しておきます。これは難しいと思う単語を自分でピックアップしておいてください。

ターゲット1900が当てた基礎を除いた単語

システム英単語が当てた基礎を除いた単語

LEAPが当てた基礎を除いた単語

速読英単語必修編が当てた基礎を除いた単語

長文中ではこう見える

共通テストと同様に慶應文学部2021の長文の某１ページを引用します。問題を解くつもりはありませんので悪しからず。

ここに今回の各単語帳のカバー部分に色をつけると、このように長文は見えてきます。

基礎も含んでいる分、やはり速読英単語必修編の面積の広さには期待できますね。

それでも多く残る難単語

ここからは速読英単語上級編を追加する意義に触れていきます。以前の記事でも慶應英語の難しさについては詳しく述べました。

慶應英語に追加する2冊目の単語帳はどれがいいのか、3年分のカバー率をもとに14冊を検証【ターゲット】【システム英単語】【LEAP】【逆転英単語】【パス単】など

慶應の英語に2冊目の単語帳を追加するならどれか、プログラミングの観点からアドバイス！

その中で２冊目の単語帳を追加しようとした場合、速読英単語上級編も悪くない数値となりました。

簡略的におさらいしますが、この3枚の図を見てください。

図の見方は以前の記事を参照してください。

一言で言えば、今までの単語帳に鉄壁を追加しても10単語、単語王2202を追加しても11単語しか的中単語は増えませんが、速読英単語上級編を追加すると17単語増えることになります。

もちろん鉄壁も単語王も、それ1冊自体の総的中数は素晴らしい数値なので誤解しないでください。

しかしさらに難単語をどれだけ増やせるかの観点では、速読英単語上級編の方が向いているという結論になります。

速読英単語上級編との被りを検証

それではここから、速読英単語必修編を極めた人が次に速読英単語上級編を追加した場合のメリットをプレゼンさせてください。

前提として、基礎単語から一般的な2次試験レベルの単語帳を1冊極めたとします。

次に速読英単語上級編を追加しようと考えた場合、気になるのは「どれだけ未知の難単語に出会えるか」でしょう。

というわけで役立つのはやはりプログラミングの配列機能。2冊比較をしていきましょう。

ターゲット1900と速読英単語上級編の被り

ではまずターゲット1900を極めた人が速読英単語上級編を追加した場合、被りはこのようになります。

はい、307単語はすでに知っていることになります。差分は引き算しておいてください。

これは、良い言い方をすれば

悪い言い方をすれば

ということになります。物事は見方次第で表裏一体なんですね。

これを基準に他の単語帳も見ていきましょう。

システム英単語と速読英単語上級編の被り

次にシステム英単語を極めた人が速読英単語上級編を追加した場合、被りはこのようになります。

はい、340単語はすでに知っていることになります。

LEAPと速読英単語上級編の被り

次にLEAPを極めた人が速読英単語上級編を追加した場合、被りはこのようになります。

はい、281単語はすでに知っていることになります。

速読英単語必修編と上級編の被り

最後に速読英単語必修編を極めた人が上級編を追加した場合、被りはこのようになります。

被りはたったの4単語！

驚きの少なさです。これは同じ会社だからこその意図が感じ取れるレベルですね。役割を分けるために単語は違うものを載せようと努力しなければ、ここまで被らないようには作れません。

もちろんほぼ全てが知らない単語になるため、完走する負担はこの４冊の中で一番大きくなります。しかし、速読英単語必修編の単語だけで大丈夫だろうかと不安になっている人にとっては、ほぼ900単語がまるまる増えるというのは心強いですね。

速読英単語で揃えるメリット

速読英単語の必修編から上級編にステップアップするメリットをもう一度おさらいしておきます。

これが前半に触れた、速読英単語必修編を含めた4冊の比較画像です。

速読英単語の必修編は基礎単語も多いため、ターゲット1900やシス単、LEAPには入っていたであろう難単語の漏れは少なくないというデメリットも抱えています。

しかし、その不安は速読英単語上級を追加することで、ある程度拭い去ることができます。

なぜなら速読英単語上級には、必修編には入っていなかったが他の3冊には入っていた難単語がざっと見て200〜300は含まれているからです。

つまり速読英単語必修編で頑張ってきた人は、是非とも上級編までやってください。

それだけで、従来型の単語帳の秀でた部分(ずばり語彙数そのもの)をほぼ補うことができます。

その結果、従来型の語彙力＋膨大な長文をこなしてきたというハイブリッド型の出来上がり。その時あなたは、高校レベルではかなりの英語力を誇っていることでしょう。もちろん完璧に仕上げたらの話ですよ？

まとめ

今回の検証は以上です。まとめはこんな感じ。

箇条書きの通りです。

各単語帳を相対的に評価するならこんな感じ。

単語帳	単語レベル	回しやすさ	読解力向上
ターゲット1900	独自多め
	1単語1例文・派生語豊富・専用アプリあり(有料)。王道のレイアウト。例文は単発だがそこそこの難易度。
システム英単語			ミニマルフレーズ
	例文なし・多義語コーナー・青字の補足が的確。ミニマルフレーズが合うなら熟語も覚えられる。
必携英単語LEAP	基礎充実
	単語内の用法別に例文(ターゲット1900よりは易しめ)を用意・語源説明も豊富。基礎も不安ならこれ。
速読英単語・必修編	基礎充実
	基礎単語多い。長文を読みながら単語量を増やしたいならこれ。読解力向上も望めるが、見出語のみの早回しには不向き。
速読英単語・上級編	基礎ゼロ
	難単語のみ。長文を読みながら単語量を増やしたいならこれ。読解力向上も望めるが、見出語のみの早回しには完全に不向き。

必修編について一言で言えば

って感じですね。まだ検証してませんが、「入門編」と「必修編」でも同じ傾向だったら、私は1つのコースとしてこれから相談された時の提案に加えるつもりです。

って思われた方、それはここまで真面目に検証して出した答えですか？

現に私は以前、ターゲット1200〜1900まで極めたいなら、1400は飛ばしても構わないという記事を書きました。

英語が苦手な人はターゲット1200→1900がおすすめ！(1400は飛ばしても構わない)

どうも、がこないのクボタです。私は以前このブログ上で、「新しくなったターゲット1900と1400の比較検証」を行いました。 今回はその記事の続きの企画として上記の2冊に、さらに基本レベルであるターゲッ ...

動画版ももうすぐ1万再生、多くの方に納得していただいております。

同じ会社で順番に駆け上がることが本当に効率的なことか、最大限の見返りが期待できるかどうかは、やはり検証してみないとわからないってことですね。

ではもう一度結論を繰り返しておきます。

もちろん途中で挫折したり、どうしても肌に合わないと感じたなら、やはり従来型の単語帳も検討してください。

手段と目的(英語力強化)が逆にならないよう注意しながら、あくまでも選択肢の1つとして加えてください。

最後に単語検証企画において本末転倒な言い方になりますが、大学受験の英語は単語帳を覚えるだけで合格できるような甘いものではありません。繰り返しにはなりますが、たとえこのレベルだと特に、文法の知識や長文読解力、読むスピード、論理的思考、背景知識、国語力、、、さまざまな能力の組み合わせで高得点が取れるように作られています。

単語だけに逃げず、バランスの良い学習を心がけてください。

今回の記事の動画バージョンはこちら。

はっきりとモチベーションに繋がるので、よかったら高評価やチャンネル登録してね。

それでは今回はここまで！