どーも、がこないのクボタです。
本記事は塾に行っていないお子さんや親御さんを支援する目的で始めた教科書連動シリーズの文章版、テスト対策として(一度学校で習った生徒用)の復習シリーズです。
今回は中1英語(NEW HORIZON)のUnit9・要点まとめ記事の後半になります。
前半の記事はこちら!
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【中1英語】NEW HORIZON Unit9 テスト対策・前半【ニューホライズン】
中1英語テスト対策講座。ニューホライズンを使用した講座になりますので、手元に用意してご覧ください。
2種類の「〜そうだね」
Unit9では「〜すること」を表すto不定詞に重きが置かれていますが、もう1つ教科書改訂で中学2年生から降りてきた表現がこちら。
look +形容詞 「〜そうに見える」
sound +形容詞 「〜そうに聞こえる」
大事なのは動詞の後ろに形容詞がくる点です。意外にこういう動詞って少ないんですよ。例えば”play”や”like”、”walk”などの一般動詞は、後ろに形容詞だけをおくことはできません。
これは文章として成り立っていません。
でも今回使用する”look”と”sound”は、
You look happy. (あなたは幸せそうに見える。)
It sounds interesting. (それは面白そうに聞こえます。)
このように形容詞を置くことができます。
「〜そうだね」の使い分け
look+形容詞もsound+形容詞も、意訳されると「〜そうだね」の形で問題に出されることがあります。
むしろ「〜そうに見える」「〜そうに聞こえる」の方が普段あまり使わない言い回しですよね。より自然さを重視する先生でしたら、意訳の方で出すことも考えられます。
その時の考え方は非常にシンプル。
見て「〜そうだね」と判断しているなら「look +形容詞」(視覚)
聞いて「〜そうだね」と判断しているなら「sound +形容詞」(聴覚)
これを状況で使い分けるだけです。
例えば今、あなたは男子が体育でマラソンをしているところを窓越しに見ています。あなたは同級生のケンがとても疲れてそうなのがわかります。それをもし隣の友達に伝えるなら、
つまり使う動詞は”look”になります。
次にあなたは友達と、来週から始まる新作の映画について話しています。どうやらそれはとてもエキサイティングな内容のようです。それを友達に伝えたいときは、
このようになります。なお、会話表現としては
でも可です。この”Sounds +形容詞”は、教科書ではすでに会話表現として出てきました。実はこの表現、主語の”It”が省略されている形なのです。その際も三単現のsは残っている点に注意してください。
Unit9その他の重要表現
次に基本文ではありませんが間違えやすい表現を紹介します。まずはこの2つの表現を見てください。
go to 場所 「〜に行く」
get to 場所 「〜に着く」
どちらも後ろに場所を表す名詞を置くことができます。まあどちらも「〜に行く」と訳しても問題はないのですが、getの方が目的地に到着するニュアンスが出ます。
ここまでなら何も難しいことはありませんが、問題は以下の点です。
つまり例文で説明すると、
We can go to the park. (私たちは公園へ行くことができます。)
We can go to there. (私たちはそこへ行くことができます。)
一見何の問題もないように見えるのですが、実は下の文章は間違いで、正しくは
としなければなりません。
理由は文法的に言えば、「”there”と”here”は副詞だから。」で終わるのですが、中学1年生にもわかりやすく説明するとこうなります。
つまりわざわざ「〜へ」を表す”to”が必要ないのです(ちなみに同じ理由で”in”や”at”なども前置詞も使わないようにしましょう)。
動画でリスニング・英作文
それではここからは、教科書を使ったリスニング対策と、英作文対策になります。
文字ではどうしても限界があるので、授業動画の途中から再生されるように埋め込みましたので、こちらを再生しながら学習してください。
なお著作権の関係上、ここや動画上に本文を丸々載せて進めるのではなく、皆さんの教科書を手元に用意して解いてもらう形式をとっています。
皆さんの解きやすいテンポで、随時一時停止や早送り、巻き戻しなどお願いします。
今後もNEW HORIZONを使った別の学年や単元、さらには教科書違いでNEW CROWNの単元リクエストなども受け付けますので、そのようなご要望はぜひ動画コメント欄にお願いします。
というわけで今回の講座は以上になります!テスト頑張ってください!