こんにちは、がこないのクボタです。今回も「がこない中学国語文法道場・1000本ノック編」をやっていこう。
前回の問題演習記事はこちら。
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【文法問題8】熟語の構成/品詞名/活用形/識別「の」/文節分け【がこない中学国語文法道場】
中学国語文法の問題を、ランダムにひたすら解き続けるシリーズ
内容は至ってシンプルで、私が初めてのプログラミングで作成した簡単なWebアプリ「がこない中学国語文法道場」の中から、完全ランダム出題形式のページを使って、毎回何問か解きながら解説を入れていくだけのコーナーだ。問題文と解答はその画面のスクショを貼るつもりだけど、必要に応じて説明を補おうと思う。
なお、本来は10問出題されるんだけど、ページの都合上その中から毎回抜粋して紹介していくつもり(よって問題番号は飛び飛びになることもあります)。何回もやっていくと問題が被りだすしね。それではいってみよう。
四文字熟語問題【中3】【難易度★★★☆☆】
まずは最初の問題。
四文字熟語は語彙力の問題だ。普段から本を読むときに、知らない単語の意味は調べる癖をつけること。正解以外の四文字熟語の意味も答えられると完璧だ。
文節に分けなさい【中1】【難易度★★★☆☆】
次の問題。
文節は、意味の自然な切れ目で「ネ」をつけて区切る。ポイントは以下の通り。
「〜する」はこれで1つの動詞扱いなので分けない。
困ったら、同じ部分を簡単な文に当てはめて試してみる
それでも困ったら、分けたときの次の文節頭が、きちんと自立して書ける置ける語(自立語)なのか確かめる。
短く中1用に説明するとこんな感じだ。詳しくは動画などを参考にしてほしい。
敬語の種類【中2】【難易度★★☆☆☆】
次の問題。
敬語において一番大事なのは考え方。
謙譲語は自分の動作を下げて、相対的に相手が上がる。
丁寧語は「です」「ます」調。
美化語は、元の動作主など関係のない語に「お〜」「ご〜」をつけること。
尊敬語や謙譲語の作り方は、この考え方を身につけてから学ぶべき。
活用形を答えよ【中2】【難易度★★★☆☆】
次の問題。
活用形のポイントは以下の通り。
連用形・・・「ない(形容詞、形容動詞)、た(だ)、て(で)」や「、」「用言」などが下に続く。
終止形・・・文末、または文末表現。
連体形・・・体言が下に続く。
仮定形・・・「ば」が下に続く。
命令形・・・命令している。
活用の種類を答えよ【中2】【難易度★★★☆☆】
次の問題。
今回の出題範囲は、動詞の活用の種類。その時すべき行動は以下の通り。
→当てはまらなかった場合は、動詞に「ない」を補う。
→「ない」の上が「ア段」なら五段活用、「イ段」なら上一段活用、「エ段」なら下一段活用。
これだけ。めっちゃ簡単だから必ず必ず得点源にすること。
単語に分けなさい【中1】【難易度★★★★☆】
次の問題。
単語は、それ以上分けることができない意味の最小単位。ポイントは以下の通り。
動作、状態+「ない」「ます」「とき」「ば」「う(よう)」「た(だ)」「て(で)」などが続くときは、その直前で分ける。
「〜する」はこれで1つの動詞扱いなので分けない。
状態+「だ、に、で、です」などは分けないが、名詞+「だ、に、で、です」などはその直前で分ける。
短く中1用に説明するとこんな感じだ。詳しくは講義の記事や動画などを参考にしてほしい。
助詞の種類【中3】【難易度★★★★☆】
次の問題。
助詞の4種類の見分けは、私の授業動画の中で一番カウンターが回っているシリーズだ。だから自信を持って以下の私が考えた見分けるコツを試してみて欲しい。
文末か(もしくは文末表現)どうか確かめる。当てはまったら終助詞。
「を・に・が・と・より・で・から・の・へ・や」のどれかに当てはまったら格助詞。
これだけ。多少のコツは必要だけど、慣れてくるとサクサク解ける。
品詞名を答えよ【中2】【難易度★★☆☆☆】
最後の問題。
品詞名を答える問題は、活用形と並んで入試の最頻出問題だ。まず10品詞それぞれの簡単な定義を自分で言えるようにすること。
形容詞・・・活用ありの自立語、言い切りイ段
形容動詞・・・活用ありの自立語、言い切りが状態+「だ」「です」
名詞・・・活用なしの自立語、主語になれる
連体詞・・・活用なしの自立語、体言にかかる
副詞・・・活用なしの自立語、用言にかかる
接続詞・・・活用なしの自立語、文と文をつなげる
感動詞・・・活用なしの自立語、独立している
助動詞・・・活用ありの付属語、主に動詞を下で助ける
助詞・・・活用なしの付属語、上記以外
今回は以上だ。とにかくテンポ良く解きまくるのが大事。
気が向いたらリンクを貼っておくので、実際の道場で学んで欲しい。地味に暇な時に問題を増やし続けて、1000問を目指している。管理がどうせできなくなると言う理由で、ユーザー登録制にはしていないので安心してね。
「中学国語文法ならここ!」って言われるくらいのコンテンツを目指しているので、ぜひ活用してほしい。それではまた!